写真1 |
写真2 |
写真3 |
設置位置が決まれば、ベルトの勾配などを考慮しながらベルト代わりに、ヌキ板を仮置きしてみます。
このとき写真1のように、路面のワダチ部が洗堀されている場合は、路面中央部など、高い部分をツルハシなどで多少低くなるよう修正し、写真2のように砕石30−0を幅30センチ位に水平に敷き、不陸を修正し、コンパクターなどで締め固め、写真3のようにヌキ板を定規に直平面に修正します。 又、ワダチが洗堀されてない場合も、同じように上手側を5〜6センチメートル掘り下げ直平面になるように砕石を敷きフラットとします。 |
写真4 |
写真5 |
次に、写真4のように、杭穴が上手になるよう平面の中央部に直線状に置き、固定杭を山手上流側より、一つ飛ばしに(写真5)順次杭打ち固定します。またこの場合両端を先に固定すれば、直線が保たれます。 なお、ベルトの両端を上流側に有効に傾斜さすため、ベルト裁断の際ピン穴数が奇数となるよう調整して裁断し、最初のピンは山手側2番目のピンに固定してください。(両端のピンを下手に固定すれば、ベルト両端が上流側へ傾斜します。) |
写真6 |
写真7 |
上手側の固定が出来れば、写真6のように下手側になる杭穴部を下手に折り曲げ移動し写真7のようにフラットになるよう底部を手で修正し、正しく直立させて、順次杭止めします。 |
写真9 |
写真10 |
全部の固定が済めば、上手側杭の頭が見えなくなるぐらいほんの少しの砕石を敷き、その上にセメントを施しさらにその上に砕石を敷き、如雨露でたっぷり水をかけ写真9、10のように、スコップや振動機などでセメントと砕石が混和して表面がモルタル状になるまでバイブレーションする。 |
|
最後に下手の固定杭が見えない程度、そして上手のモルタル部を保護する程度に砕石を敷き均し、完了とします。 |